気持ちが落ち込んでいる、

趣味が楽しめない、

眠れない、食欲がない、

という症状がある場合うつ病の可能性があります。

うつ病の有病率は5~15％と決して珍しい病気ではありません。

しっかりと休息をとること、

薬や認知行動療法を併行することで改善できるものです。

うつ病のメカニズムを学び、正しい治療法を知ることで、

寛解を目指していきましょう。

以下の症状のうち、5つ（もしくはそれ以上）が2週間以上持続すること、他疾患の除外によって診断されます。

特に希死念慮については、突発的な自傷行動に陥る場合もあるため、他の項目を満たさない場合でも、早急なケアが必要になります。

上記の症状が継続することによって起こること

上記の症状がある場合、子どものうつ病にかかっている可能性があります。

特に「食欲」「睡眠」「趣味の活動」の３つのポイントに注意してお子さんのことを確認するようにしてみましょう。これらに元気がない場合、気持ちがふさぎ込んでいる可能性があります。

うつ病の原因は完全には解明されているとは言えません。

神経伝達物質であるセロトニン欠乏説、

遺伝、発達障害の二次障害、強いストレス、重要な人の喪失、

など環境、身体、心理面が関わりあって起こるものとされています。

特に強いストレスを感じた場合に、症状をきたす場合があります。

うつ病治療の三本柱は以下の3つです。

①休養

②薬物療法

③精神療法（カウンセリング）

まずしっかりとした休養を取り、

学校や仕事について考えなくてもいい環境づくりが必要です。

その上で、医師の診断のもと、薬による治療が優先されます。

主な薬としては選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）が用いられます。

副作用は少ないとされていますが、

吐気などが起こる場合があります。

また効き目が現れるまで2週間ほどかかると言われています。

うつ病は再発率の高い病気です。

50％〜60%人が再発すると言われます。

そのため薬による治療だけでなく、

「認知行動療法」による治療が効果的であるとされています。

認知行動療法とは、偏ったものの見方、

考え方が、うつ病の要因になると考えます。

ものの捉え方や感じ方のバランスを取ることで、

気分の改善を図るものです。

うつ病になる方は、真面目で誠実な方が多いです。

真面目で誠実なことはそれだけで大きな魅力です。

しかしながら、その反面、物事に真面目に取り組みすぎ、

責任を抱え、そのため大きなストレスを受けやすい方も多いのです。

認知行動療法を通して、根本的な性格傾向を見直し、

物事を柔軟に考えられる力を養います。

OFFICE NAKAGAWAでは、

認知行動療法に基づいたカウンセリングを実施し、

再発防止に取り組み、

かつ、より良い日常生活を送れるようにすることをサポートします。

▶︎認知行動療法についてはこちらをご参考ください。

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