不登校で「勉強しない」ことに悩まれる親御さんは多いです。
勉強は不登校状態にあるお子さんにとって最も深刻な問題だとも言えます。
どうやったら勉強するようになるのか?
またどう促してやったらやりやすくなるのか?
その点についてお答えします。
私たち大人も、ショックなことや辛いことがあるとその夜に「さあ資格の勉強をしよう!」とはなれません。
これはお子さんも同じことです。
不登校が始まり出した頃は、心は大きく乱れています。
そのため生きていることで精一杯な状態です。勉強に限らず趣味さえもやろうと思ません。
それだけの元気が足りていない状態です。
この状態のときは、まずは元気を取り戻すこと。
そのために休息を取ります。この間は勉強が遅れても「後で取り返せる。だから今は休もう」という気持ちを
本人も周りも持つことが重要です。
そして元気が出てきたら、そこで初めて勉強について考えるようにします。
趣味も楽しめるようになり、気持ちが落ち着いてきたら、そろそろ勉強について考えてもいい頃です。
しかしすぐに勉強を始めることはありません。
そのためお子さんが何に引っ掛かっているのかについて知る必要があります。
授業が遅れて追いつくことを諦めてしまっているのか、
何から手をつけていいのかわからないのか、
勉強をする意味がわからないのか。
お子さんの気持ちを知ることが大切です。
そのために話を聴くことです。お子さんはすぐには話さないかもしれませんが、お子さんだってこのままでいいとは思っていないものです。
話をすることで、お子さんの「引っ掛かり」を知ることができます。
それが分かれば打開策を見出しやすくなります。
いざ勉強をしようと思っても、なかなか一人では取り組めないものです。
最初は親も一緒に取り組むようにしましょう。
最初に取り組むのはお子さんの得意科目からでいいです。
もしそれがない場合は数学をお勧めします。数学は論理的に話が進むので勉強しやすい科目だからです。
最初は10分ほどだけにしましょう。最初から飛ばしても続きません。
慣れてきたら20分、30分、1時間と増やしていきます。
もちろん時間ではなく、問題集の量で考えても構いません。
勉強は取り掛かりに時間がかかります。いざ始めてしまうとやってしまうものです。
最初は親も一緒にを忘れないようにしましょう。
あれもこれもとやらないといけないとなると、その量の多さに圧倒され、やる気を失ってしまいます。
学校からのプリントなどもあるでしょうが、まずは一冊に絞ります。
その一冊だけやればいい、あとのものは後で考える、でいいのです。
絞ることで、「あれもこれも」と思わなくて済みますし、勉強も効率的に進んでいきます。
一冊が終わったら、プリントや他の問題集に取り組むようにします。
大人も仕事に休みがあるように、子どもたちにも休みが必要です。
その日は勉強をしなくてもいい日にし、家族で「だらだら」するのです。
休みがあることで、他の日をメリハリつけて頑張ろうと思えます。
いつもより長めにゲームをしてもいいし、家族で出かけても構いません。
勉強は「しない日」も絶対に必要なのです。
まずはここで挙げた方法に取り組むようにしてみましょう。
繰り返しますが本人だって勉強をしなくていいなんて思っていないのです。
本当はやらないといけないと思っています。
しかしやりたくないし、どこから手をつけていいかわからない状態です。
その葛藤を理解してから、ちょっとずつ「一緒に」進めるようにしてみましょう。
大丈夫。勉強はやり方を焦らなければちゃんと追いつけます。
まずは5つのポイント、守ってみましょう。
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