登校刺激をするにしても、どのような問いかけが効果的でしょうか?
お分かりのように「行かないと卒業できないよ!」「進路に影響するよ!」「勉強が遅れるよ!」
という発言は逆効果です。嫌な思いを持つだけで、それで行こうとはなりません。
ではどのようにすればいいのか?
「鈍い反応」を演じてみるのです。
例えば「今日行きたくないなあ」とお子さんが言ったとします。
そのときに「うーん、そっかあ、あ、玄関ゴミが落ちてる。」というように
気づいているんだけれど、あえて鈍い反応を取るようにしてみるのです。
行けとも言われていないし、休んでいいよ、とも言われていません。
しかしお子さんの思いに「うーん、そっかあ」と共感はしています。
ここで先々と「送っていくよ?」「昼から行ったらどう?」「朝だけ行こうか」と提案するのは待ちます
(お子さんがどうしてもぐずりそうな場合は後で提案します)。
お子さんがなんだかんだと言いながら行く準備を自分からするように待つようにしてみるのです。
登校刺激と言っても叱咤激励をするのが大事なのではなく、
お子さんの話をちゃんと受け入れながら、でも判断を下さず、お子さんが自分から渋々ながらも行くようにすること、
が本当の意味での登校刺激だと考えましょう。
「うまくできる自信がないなあ・・・」と思う方は、まずお子さんの言葉を繰り返すようにしてみましょう。
「行きたくないなあ」→「行きたくないんだね。あ、晩御飯カレーにしよっか!?」というようにです。
あえてとぼけた親を演じてみるのです。
そうすることで「行きたくない」は挨拶のようなものになり、学校に行くためのルーティンのようなものになるのです。
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