カサンドラ症候群とは、家族やパートナーなど身近にいる方が
ASD(自閉スペクトラム症/アスペルガー症候群)
であることから、コミュニケーションが困難となり、
心理的ストレスからうつ病や、
不安症などの心身症状が起きている状態のことを指します。
カサンドラが疑われる方には特徴があります。
ご自身にも当てはまるものがある場合は、できるだけ早く、お一人で悩まれず
ご相談をご検討されることをお勧めします。
□家庭の中でも「孤立」している
□人に相談しても「どこの家庭にもあること」と言われて相談することができない
□思いを溜め込み、パートナーに対し率直に意見を伝えることができない
□自分さえ我慢すればいいと自身を抑圧する
□抑圧により、うつ症状をきたすことがある
□カウンセリングを受けようと思っても「自分が我慢すればいい」と一歩を踏み出せない
□「こんなことで相談してはいけない」と思ってしまい、率直な相談ができない
□自分一人で結論を出してしまい、人に頼ることができない
診断にも使用される「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)」によると、
現在「アスペルガー症候群」という言葉は使われず、
「ASD:Autism Spectrum Disorder(自閉スペクトラム症)」とされています。
ASDには主に2つの特徴があります。
①他者との社会的関係を持つこと、コミュニケーションが苦手
②こだわりが強い
① 他者と社会的関係を持つこと、コミュニケーションが苦手
他人と一緒にいるとき、どのように振る舞えばいいかを認識することが苦手です。
その場にふさわしく無い行動や、発言をすることがあります。
それによって「KY(空気が読めない)な人」と周りから思われることもあります。
夫婦関係においては、友人と食事をする際に思わぬことを発言しその場をしらけさせてしまったり、異性と過剰に親密な関係を築いてしまうことがあります。
どういった場面で、どういった振る舞いをするのか、明確に理解できるような働きかけが必要となります。
またコミュニケーションにおいて、相手に問いつめられるとうまく答えられず、結果だんまりを決め込む、ということもあります。
また「アレキシサイミア(alexithymia)」と呼ばれる失感情症があります。
これは自分の感情をうまく表現することができないものです。
(感情が失われているという意味ではありません。あくまで、感情を認識し、表現することが不得意であることを指します)
今自分が何を感じているのか、そのことを相手に伝えることを苦手にします。
喧嘩をしても、黙り込んでしまったりすることがあり、「何を考えているのか分からない」という思いを相手に抱かせることがあります。
感情とそれを表現する言葉がうまく結びついていないことがあるので、相手が汲み取るようにすることも必要になります。
② こだわりが強い
誰しも「自分なりのルール」があります。
けれどもASDの方にとってはそれはより顕著に表れます。
たとえば、朝シャワーを浴びることを日課にしている人がいます。
そのシャワーが壊れているとき、多くの人は「今日はシャワーはやめておこう」となります。
しかしながらASDの方は、どうしてもシャワーを浴びずにいられません。
修理工を呼び修理が終わるまで次の行動ができない、ということもあります。
こだわりを尊重しつつも、うまく行かないときは他の行動を取るということを学んで行くことが大切です。
<ASDの特徴>
以下に挙げた項目について、ご本人もしくはパートナーの方がチェックしてみましょう。
こちらに挙げた項目は、あくまで特徴であり、医学診断で用いるものではありません。
ただし、当てはまることが多いとき、また気になる場合は、一度専門機関へのご相談をお勧めします。
□ 人と一緒に何かをするよりも、一人でやる方が好きだ
□ 決まりきった方法を用いる方が良い
□ パーティーなどで、人の会話についていくことが苦手だ
□ 職場の休み時間などに何をしていいか分からない
□ 雑談が苦手だ
□ 気づけば1人でずっとしゃべっていることが多い
□ 相手の感情を推し量るのが苦手だ
□ 気づけば何時間も没頭してしまうことがある
□ パートナー(奥さんや旦那さん)といつも衝突する
□ パートナーに注意されることが多いが、どうして注意されるのかが分からない
□ 1日のルーティンが決まっている
□ ルーティン作業が滞ると臨機応変に対応することができない
ここであげた例はあくまで一例であり、人がそれぞれ異なるように、ASDにもさまざまな違いがあります。
困ったときにしゃべらない方もいれば、多弁でずっと一人しゃべり続ける、という方もいらっしゃいます。
ASDの方と生活をされている方は「まるで宇宙人と生活しているようだ」と思われることもあります。
「こういったときはこんな風に行動するのが普通だろう」と思っていることが通用しないということが良く起こります。
そのことがだんだんとストレスとなり、家庭内でうまく関係を築けなくなり、抑うつや不眠、激しい自己否定に陥る場合があります。
私がカサンドラに注目するようになったのはお子さんのご相談から
「実は旦那も同じような傾向がある」
というご相談が出てくることが多くなってきたためです。
お子さんのこともご心配ですが
ご夫婦関係が非常に強いストレス状況下にいらっしゃる方も多いのです。
そういった方々のサポートの必要性を感じサポートを始めました。
先にお伝えしたように、一口にASDといっても、
人によって大きく違いがあります。
それと同じように夫婦、パートナー、
ご家族ごとに合う方法も異なります。
ご夫婦やパートナー、
またご家族にとって最適な方法を見つけていくことが
何よりも重要なことになります。
これまで誰にも相談できず、
一人で悩み続けてこられた方も多いと思います。
ASDの診断がある、無いに関わらず、夫婦関係、
パートナー、ご家族との関係に悩まれる方は、
一度ご相談頂ければと思います。
①「無料ヒアリング(30分)」をご利用ください。その後カウンセリングをご希望の方は、
ご希望の日時と時間数(50分/80分/110分)を第3希望までお伝えください。
初回は80分以上をお願いしております。
↓
② 日時・時間数(50分/80分/110分)の決定
ご希望の日時を第3希望までお伝えください。
お振り込み先はこの時点でお伝え致します。
↓
③ カウンセリングの実施
※まずは、お1人でのご相談をおすすめします。その後ご夫婦、パートナー、ご家族でのご相談も可能です(料金は同料金です)
※オンラインカウンセリングの場合お支払いは前払となります。また通話料はご負担頂きます。ご了承ください。
料金:対面・オンラインカウンセリング
50分 | 10,000円 | 税込(11,000円) |
80分 | 16,000円 | 税込(17,600円) |
110分 | 22,000円 | 税込(24,200円) |
【キャンセルポリシー】
キャンセルされた場合、以下の料金がかかって参ります。ご注意ください。
4日前無料、3日前料金の40%、2日前同60%、前日同80%、当日同100%
※オンライン相談は前払いとなります。
※出張相談は地域によって料金体系が変わります。お問い合わせいただいた後詳細な見積もりをお送りいたします。
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